- おもしろい漫画をお探しの方
- 笑えて、少しジーン…、とする漫画をお探しの方
- 一巻完結で手軽に読める漫画をお探しの方
- (今はそこまで有名ではないが、今のうちに読んどいて有名になった時に「オレ、その漫画知ってる。もう読んだよ<(`^´)>」とマウントを取りたい方)
こんにちは店主のカフカでございます。
今日は雨が降ったり、晴れたりの変な天気。しかもちょっと肌寒い。そして何を隠そうコロナの第4波が来てるとこ…。こんな中ではなかなか外に出て「ウェーイ!」って感じにはなれないですよね。

家から出たくないな~。
なんか手軽に読める面白い漫画無いかな~。

それなら、ちょうどいいのがありまっせ。
それは、こちら!

「カラオケ行こ!」
和山やま
この漫画の作者「和山やま」さん。最近とっても人気なんですって。
「カラオケ行こ!」のあらすじ
合唱部部長の聡実はヤクザの狂児にからまれて歌のレッスンを頼まれる。
彼は、絶対に歌がうまくなりたい狂児に毎週拉致されて嫌々ながら
歌唱指導を行うが、やがてふたりの間には奇妙な友情が芽生えてきて……?
あらすじ

合唱部?ヤクザ?カラオケ?
どんな話やねん。
この「カラオケ行こ!」のあらすじを一度見てしまったら、誰しもが「読みたい!」って気持ちになりますよね~!
「カラオケ行こ!」を知ったのは「アメトーーク!」
私、漫画は好きなんですが、もっぱらヤングジャンプばかり読んでいます。ちなみにネットでみられる「となりのヤングジャンプ」も。
この和山やまさんの「カラオケ行こ!」を知ったのは、4/15㈭「アメトーーク!」の「マンガ大好き芸人」でジャングルポケットの太田さんが勧めていたんです。
https://www.tv-asahi.co.jp/ametalk/backnumber/1859/
番組中メインで紹介していたのは太田さんだけでしたが、好きな漫画をフリップに書いて出す際、ほとんどの出演者が「和山やま」さんの作品を挙げていたんです。

いま、「和山やま」がアツいんやな~。
番組の最後に漫画に全然興味のない番組MCの蛍ちゃんも周りにはやし立てられて「カラオケ行こ!」の単行本買ってました。
あと、番組放送直後Twitterのぞいてみたら、フォローさせてもらっている「さこ@音楽雑誌の編集者(@sakomiimii)」さんもnoteで「カラオケ行こ!」の記事更新されていたところだったんです。
https://note.com/miimiimii/n/nd885b67e9552
これ読んで、気がついたらリンクからポチってました…。

マンガに課金するの久しぶりっ。
「これは買わなあかんやろ」って直感。
ちなみに現在、和山やまさんの漫画は単行本でほかに二つの作品がリリースされています。
この二作品もかなりの人気のようですね。

多分、この二冊もオレ買っちゃうんだろうな~。
綾野剛も好きな漫画「カラオケ行こ!」
私もまだまだ「和山やま」さんの事全然知らなかったんで、この記事書くのにいろいろ調べていたんですが、なんと驚きの事実が…。なんと、
綾野剛さんも「カラオケ行こ!」推しだとか!
どうも、Instagramのストーリーで投稿されていたらしいんですよね。

こりゃ、すごい!
時代に乗り遅れちゃいかんな。
実際に読んでみて、やっぱり面白い!
noteの紹介記事を読んで秒殺でポチった私。即ダウンロード、即読了でした。

おもしろくって、一気読みしちゃうよっ。
この漫画の魅力をまとめると、以下です。
- 成田狂児(ヤクザ)がめちゃくちゃカッコいい。
- 岡聡実(中3)がカワイイ。
- 出てくるヤクザがいい人ばかり(一人を除く)。
- ストーリー展開が「the起承転結」でスピード感がある。
- 最後のスピンオフが秀逸。
成田狂児(ヤクザ)がめちゃくちゃカッコいい!(実写化なら綾野剛?)
とにかく、この漫画は登場人物が魅力的なんです。特に、カラオケを教えてもらう「成田狂児」がほんとにカッコいい。
物腰は柔らかで優しいのに、強くて頼りになる。それでいてユーモアもあり、ホント男女問わずモテるんだろうな~ってキャラクターです。
なんかネットの噂では先述の綾野剛さんが「成田狂児」のキャラクターを気に入っているらしくて、もうすでに実写化するなら演りたいと言っているとか。

こりゃ「カラオケいこ!」の実写化、時間の問題だな~。
楽しみっ!
巻末のスピンオフでは、狂児の生い立ちや、なぜ極道の道に進むことになったかが明らかになります。そこでも狂児の魅力炸裂してます。
岡聡実(中3)がカワイイ
主人公の「岡聡実」君は中3で思春期真っ只中。
狂児のカラオケ大会ビリっけつ逃れにクローズアップされて話は展開されていきますが、聡美君も合唱部部長として、中3男子として悩みを抱えながら進んでいきます。
やり場のない怒り、葛藤、悩み、それを抱えきれなくなる場面もありますが、それを包み込む狂児。このやり取りを見ているととても微笑ましく思います。

なんか、この辺だけ見ると、
BL感出てますねっ。
出てくるヤクザがいい人ばかり(一人を除く)
狂児の他にも、組の構成員がたくさん出てきます。中にはどうしようもないのもいますが、総じて憎めない人物ばかり。
個人的な印象では、鬼越トマホークがたくさん出てくる感じ。
https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=3537
そもそも組長が好きだからとはいえカラオケ大会が催される時点で、私たちのイメージする極道の世界とはかけ離れていますが、構成員もその組長の方針に素直に従っている点がやっぱりこの漫画をコミカルにしているポイントですね。
しかも、狂児の所属する組の名前は
「祭林(まつりばやし)組」。
ネーミングセンスも秀逸です。
ストーリー展開が「the起承転結」でスピード感がある
あと、なんといってもこの漫画の魅力は終始ほんわかした感じでストーリーが流れていきますが、

ヤクザが出てくるのに!
ほんわか~。
後半の「転」からの畳みかけがスゴい!
そこからはあっという間に読んでしまいました。最後どうなるのかな?かわいそうな終わり方したらヤダな!そんなこと思いながら気がついたら読み切っています。
その疾走感は森見登美彦さんの「夜は短し歩けよ乙女」の後半部分に近いものがありますね。
最後のスピンオフが秀逸
本編が終わって、巻末にスピンオフが収録されているのですが、こちらにはもう一人の主人公「成田狂児」の生い立ちや極道に進むきっかけについて書かれています。
そこではこの漫画の柱である「カラオケ大会」が始まったきっかけが描かれており、その部分の描写も好きですね~。
ここも私の大好きな漫画、青野春秋さんの「俺はまだ本気を出してないだけ」に近い空気感が漂っています。
BL物って噂はホント?
今回記事を書くにあたり、「カラオケ行こ!」で検索すると「BL(ボーイズ・ラブ)」が関連キーワードで出てくるんですよね。これで、買うのにちょっと躊躇する方も見えるのでは?
結論をいうと、

半分正解で、
半分間違い。
かと思います。
確かにストーリーの最後の方、ちょっと怪しい場面は出てきますが、それよりも「世代・環境・業種を超えた友情」という風に私は受け取りました。
なぜなら、その方が私にとっては後味がよろしかったんで。
でもこの作品はいかようにも取ることができます。もし読者の方がそちら(BL)側をお望みであれば、そのように解釈していただいても面白いかもしれません。

表紙見ると狂児が聡美君にアゴクイしてるように見えますね。
傘さしてる親指があごに重なって見えるだけですが。

まとめ
いかがでしたでしょうか、今回は和山やまさんの「カラオケ行こ!」についてご紹介させていただきました。
今回久しぶりに漫画を買って読んでみたんですが、とても面白かったですね~。しかも、初めて本のレビュー記事。

読書感想文なんて高校生の時以来ヨン。
これからも時間見つけて本のレビュー記事進めていこうかと思います。読みたい本はたくさんあるんですが、積ん読する癖があるんで一向に片付かなそう…。

多分、漫画中心のレビュー記事になるやろな~。
とりあえず、これまで読んだ中でおすすめをコツコツ紹介していきます。皆さんもおすすめの漫画よかったら教えてください!
それでは、行ってらっしゃいませ。
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